まずはやってほしい女性のための節約術

一人暮らしの節約術~基礎編その1~

目次

1.食費の節約


(1)1ヶ月の食費を把握する

食費を節約する、となると、まずは安い食材を買って、自炊をして、職場にもお弁当を持って行って、、、と考えると思います。

でも、最初にやってほしいことは「毎月いくら食費に使っているか」を把握することです。

これは食費に限らず、節約を考えるときには「1ヶ月でいくら使っているのか」を把握することから始めてください。レシートを溜めて家計簿をつけてもいいし、カードやスマホ決済を利用すれば簡単に記録できます。

(2)冷蔵庫の中身を把握する

自炊をする方でしたら経験あると思います。「重複買い」。冷蔵庫の中身を把握していないと、スーパーで買い物をして、家の冷蔵庫に食材をしまうときに気づいて、泣く泣く廃棄してしまう。買い出しに行く前には必ず冷蔵庫の中身を確認して、必要なものだけ買うようにしましょう。

(3)まとめ買いをする

スーパーに行くと、特売品やちょっとしたお菓子等、買う予定のなかったものまで買ってしまうことがあります。これは買い出しに行く頻度が増えると、比例して余分なものを買ってしまいます。食品の買い出しを週に1回など、頻度と予算をあらかじめ決めておくと、余分なものを買ってしまうことを防ぐことができます。また、食料品に限らず、買い出しに行く際には買い物リストを作ってから行くと、余分なものを買わずにすみます。

(4)作り置きをする

例えば、毎日自炊を頑張ったとしても、食材を中途半端に余らせてしまうと、節約の効果は薄れてしまいます。また、普段、会社勤めをされていて帰りが遅くなったりすると、毎日自炊することは難しくなりますよね。そこで、朝食や夕食を冷凍して保存しやすいように作り置きをすることで、食材を余すことなく使うことができ、節約効果を期待できます。

(5)キャッシュレス決済を活用する

食材を買うときに現金を使っている方は、クレジットカードやQR決済などのキャッシュレス決済を使ってみてください。キャッシュレス決済をすることにより、購入履歴が残り家計を管理しやすくなります。また、キャッシュレス決済で貯まるポイントは現金と同じように使うことができますので、お金が貯まりやすくなります。

2.水道光熱費の節約

(1)電気代の節約方法

・待機電力をなくす

家電は電源を切っていてもコンセントにさしたままにすると待機電力が消費されてしまいます。例えば、時計機能のある録画機、エアコン、充電器などは多くの待機電力を消費しますので、長時間使用しない場合はコンセントを抜いておきましょう。

・家電を新しいものに替える

最近の家電は昔のものと比べると、消費電力が大幅に少なくなっています。家電によっては電気代が年間で1万円以上節約できる場合もあります。特に古いエアコンや冷蔵庫は消費電力が多いので、節約のために買い替えることがオススメです。他には照明をLEDに替えることも節電になります。また、LEDは使用年数が長く、交換回数も少ないので節約効果も期待できます。

・料金プランを変更する

2016年4月から電力自由化が始まり、新規参入した電力会社から消費者が生活スタイルに合わせて、自由に電気を買えるようになりました。ガス会社や携帯電話会社も電気のサービスを提供していますので、プランによってはお得なものが見つかるかもしれません。

(2)ガス代の節約方法

・ガス周りの掃除

キッチンでガスコンロを使うと、油汚れや焦げ、ほこりなどがガスバーナーの穴に入り込み、詰まることがあります。ガスバーナーの穴が詰まると火力が弱くなり熱効率が悪くなります。こまめに掃除して、ガス料金を節約しましょう。

・断熱材を使う

冬場に使用する床暖房の多くはガスを使用しています。室内の暖気を逃がさないように断熱材を使用すると、ガスの節約になります。例えば、窓に貼り付ける断熱シートや断熱カーテンは取り付けが簡単で、値段も手頃なものが多くあります。

・料金プランを変更する

2017年4月には都市ガスの自由化も始まりました。電気とセットで供給すると割引になるプランもありますので、各家庭に合うプランを探してみましょう。

(3)水道代の節約方法

・トイレの節水

一番簡単な節水の方法は、水量を使い分けることです。日常的に「大」で流す家庭が「小」を取り入れるだけで、年間の水道代が大幅に下がります。

・洗濯機の使い方を見直す

洗濯機の設定を使い分けると節水になります。例えば、汚れが少ない洗濯物の場合は「節水モード」を使用してみてください。すすぎが1回になり、水量が少なくて済みます。他にも、ある程度まとめて洗濯することで節水・節電になります。ただし、無理に詰め込みすぎると余計に水量がかかりますので、約8割程度を目安にしてください。

・キッチンの節水

油汚れがひどいものは一度拭き取ってから洗うなど、少ない水量で洗える工夫をしてみてください。また、水を流す際には、節水コマを蛇口につけると、空気の泡を水に混ぜるので、少ない水量でもしっかり洗い流すことができます。

水道光熱費を節約するには

  • コンセントをこまめに抜く
  • キッチンのガス周りを掃除する
  • トイレの流す量を使い分ける
  • ガスや電気の料金プランを見直す
  • 古い家電を節電できるものに買い替える

水道光熱費は毎月のものです。無理のない範囲で節約してみましょう。

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